保護者との人間関係が上手くいかない保育士へ|対処法は6つ

職場・人間関係

保育士が抱える保護者との人間関係の悩み

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保育士の悩みの一つに保護者との人間関係があります。

ここでは保育士が保護者とどんな人間関係で悩んでいるのかご紹介します。

保護者と教育方針が異なる

保育園の保育方針に納得できない保護者がいると悩みになりやすいです。

保育園でも家庭での教育方法を行うようお願いされたり、園の保育方法に対してネットや保育書との違いを指摘してきたりと保育方針に納得してもらうことが難しい場合もいます。

保護者の育児を否定することはできず、かといって園の保育方針を変えられないので板挟みになり疲れてしまうでしょう。

モンスターペアレントからのクレーム

子どもを大切に思うあまり、保育士に対して過剰に反応してしまう保護者のことをモンスターペアレントと言います。

登園した時からついていた傷を保育園でつけてきたと主張する保護者やトイレトレーニングがうまくいかないのを保育士のせいにする保護者がいます。

モンスターペアレントと言っても過保護・放任・攻撃的など様々なパターンがあるので対応に頭を悩ませます。

理不尽なクレームに疲れてしまい、保育士として働くことが辛く感じる人もいるでしょう。

保護者同士の喧嘩に巻き込まれる

保育園では、年間行事や学年同士の交流などで保護者同士の関わりが多くあります。

子育てという共通の話題を通して仲良くなる保護者もいますが、中にはトラブルに発展するケースも少なくありません。保護者同士での意見の相違から喧嘩に発展したり、子ども同士の喧嘩がきっかけとなり、保護者の間でトラブルとなる場合もあります。

運動会や発表会など保護者が行事を手伝う際に、保護者競技の経費や催し物の内容で喧嘩やいじめに発展するといったケースもあります。

他の保護者や保育士を巻き込んで大事になる可能性もあり、保護者間のトラブルに疲れてしまう保育士もいるでしょう。

保護者と良好な人間関係を築くための方法

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保護者と良好な人間関係を築くにはどうしたらよいのでしょうか。

ここでは6つの方法をご紹介します。

保護者の立場に立って話をする

まずは保護者の気持ちに寄り添うことを意識しましょう。

保護者の意見は、子どものことを考えている場合が多いです。子どもにとって良い保育が行えるよう、保護者の意見を否定せずに話を聞くように心掛けましょう。

保護者の立場になって話しをしてみることも大切です。話しかけやすい雰囲気を心掛け、安心感へと繋げていきます。

保護者の立場に立ってみると、言葉の選び方や関わり方に対して以前よりも意識して行うことが出来るでしょう。

送り迎え時に積極的にコミュニケーションを図る

保護者との人間関係を築くには、送迎の時間を活用しましょう。

送迎の短い時間だけで、保護者との信頼関係を築くことに難しさを感じる保育士もいるのと思います。信頼関係の構築には時間がかかりますが、送迎時に欠かさず挨拶することや子どもの様子などを話すように心掛けましょう。

保育園での子どもの様子を気にしている保護者は多いため、日中の活動の様子を伝えることで、少しずつ信頼関係の築いていくことができます。

「子どもをしっかりと見ている」ことが伝われば、保護者と良い人間関係が築けるようになるでしょう。

過度に自分を責めない

保護者との人間関係に悩んでいる時は、自分のことを責めてしまうこともあると思います。

「うまくいかないな」「どうしてダメなんだろう」と考え込んでしまう保育士も少なくありません。落ち込むことが増えると笑顔が少なくなり、仕事にも影響が出てきてしまします。

考え込んでしまう気持ちもわかりますが、必要以上に自分のことを責めないようにしましょう。保護者も保育士もお互いの考えがあるため、どちらか一方が努力をしても信頼関係を築くことが難しい場合もあります。

一つのことに固執せず、気持ちを切り替えて仕事に取り組んでいく姿勢も大切です。

同僚や先輩に相談する

保護者との人間関係に悩んだ場合には、同僚や先輩に相談してみましょう。

同じ保育士として、保護者への関わり方や経験を元にしたアドバイスしてもらえるかもしれません。具体的なアドバイスがなかった場合にも、相談することで気持ちが軽くなります。

自分の気持ちを共有してくれる相手を見つけることで、気持ちを切り替えて仕事に取り組むことが出来ます。

連絡帳を丁寧に書く

保護者と直接関わるのは送迎時のみのため、人間関係の構築に時間がかかることもあります。

意欲のある保育士であれば、「もっと園でのお子さんの様子を伝えたい」と思い悩むこともあるのではないでしょうか。

送迎時のみで伝えきれないことは、連絡帳を活用しましょう。連絡帳もコミュニケーションの一つとなる大切なツールです。「活動の時の子どもの様子」「自分でできたこと」「褒めたこと」「感心したこと」などを書いていくことがポイントです。

マイナスな内容は連絡帳には書かずに、口頭で伝えるようにしましょう。

記録に残るものは良いことを書くようにすることで、保護者が読み返した時に良い思い出として形に残すことが出来ます。

どうしても辛い場合は転職も考える

保護者との人間関係を改善させるためには、様々な方法があります。

しかし、悪化した人間関係には何をしても改善が見られないケースも少なくありません。無理をしながら働き続けることで、心身に悪影響を及ぼす場合もあります。

心身を壊してしまう前に、転職と言う選択肢も視野に入れておきましょう。

自分で改善できることには限界があるため、無理をしないようにすることがなにより大切です。

保護者からのクレームに対する対処方法

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保護者からクレームが入ってしまったという保育士もいるのではないでしょうか。

ここでは実例を踏まえ、クレームとその対処方法をご紹介します。

子供同士の喧嘩の場合

例:「友達から注意を受けた子どもが癇癪を起こし、相手のカバンについているキーホルダーを壊してしまった。」

対処法:保育士が仲立ちをして、子ども同士で話し合いを行う。

話し合いの中で、「なにがいけなかったのか」「どうすればよかったのか」「これからどうするべきか」を明確にします。

保護者に対して「喧嘩の原因」「子どもの気持ち」「子どもから聞いた反省の言葉」を伝えましょう。お迎えの時間が同じ保護者であれば、喧嘩の内容を一緒に説明しましょう。

起こった出来事を正確に伝えることで、保護者の不信感や保護者同士のトラブルを防ぐことに繋がります。

保育園の設備に問題がある

例:「園庭の水はけが悪く、園庭のぬかるみで転んで怪我をした。」

対処法:保護者に対して、子どもに怪我をさせてしまったことへの謝罪を行う。また同じことをくり返さないように対策を伝える。

園庭に関してのクレームですが、水はけをすぐに良くすることは現実的に考えて難しいです。

ぬかるみがある日は園庭を利用しない、ぬかるみ部分を石灰で囲んで入れないようにする等の対策を行いましょう。

他の保護者についての悪口など

例:「発表会の席取りでトラブルとなり、その後も些細な事で悪口を言い合っている。」

対処法:トラブルの原因なった発表会の席を演目に合わせて交代制の指定席にする。また、関係の悪化した保護者同士が話し合える場を設ける。

トラブルの根本的な原因を改善する必要があります。両者に具体的な改善策を伝えましょう。

両者が話し合いをすることができる場所を設けることで、関係の改善に繋がるようにします。話し合いの場には、第三者を交えるようにしヒートアップしないよう見守りましょう。

保護者同士のトラブルは子どもの保育園での人間関係にも繋がるため、良好な関係性を築けるように保育士も気を付ける必要があります。

まとめ: 悩み・問題を根本的に解決するには

人間関係のお悩みを根本解決する手段は以下の3つになります。

  • 良くなるまで我慢する
  • 自分が成長する
  • 転職する

「良くなるまで我慢する」のは解決時期が見えない解決方法です。環境や流れに委ねていますので不確定要素が高いですね。もしかしたらずっと我慢しなくてはいけないかもしれません。

「自分が成長する」ことで周りが気にならなくなったり、「あの人に注意されてた意味がやっと分かった」と気づくことがあります。ただ、スキルや人格の成長は時間がかかります。今時点の解決には繋がりません。

「転職する」ことは”逃げ”とも捕らえられて、ネガティブなイメージを持つ人は少なくありません。ただ、ご自身に合った職場環境は必ず存在しますし、環境のせいで前向きに仕事ができないのは勿体ないことです。

より世の中の役に立つためにも、職場を変えることは良い選択であると思います。

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