机上で学ぶときは常に、保育の現場をイメージしよう
「保育士を目指すなら常に保育現場をイメージしながら学びましょう」
■机上の知識だけで多様な子どもたちと接するのは難しい
保育士を目指すべく、保育士資格取得の勉強に励まれている方は多いことでしょう。
保育士を目指すにあたっては現場に出る前にまず座学で保育理念、子どもの発達や心理、子どもの食事や栄養面への知識、子どもの健康、子どもとのコミュニケーションについて学びます。
どうしても机上での学習期間が長くなると、知識を身につける事に神経が集中し、座学から得られるこれらの知識を現場で活用するというイメージがなかなか持てなくなってしまいます。
もちろん、確かな知識を持っていることは保育士資格を取得する上では有利です。
しかし、実際に保育士として現場に出てみると、座学で得た知識では計れない問題や事象に出くわすこともあります。
保育士としていざ現場に出ると、「勉強してきた事となんだか違う」「テキストにはこう書いてあったけど……」と学んだ知識はあっても、その知識を子どもと接する上で活かせない、という事も。
保育士を目指して勉強している皆さんの手元にあるテキストは、あくまで子どもと保育士になるための必要な知識であり、子どもと接していく上での一般的な知識になります。
保育士として実際に受け持つ子どもたちは、個性や性格も生活環境がそれぞれ違い、成長の度合いも一人一人全く異なります。
■保育士を目指すならば常に現場に居る自分をイメージして
保育士になるためには、テキストを使用した勉強をする際にも、現場にいる自分をイメージすることが大切です。
例えば、本を読むのが好きな子もいれば、本が嫌いな子もいます。
また、食べることが遅い子もいれば好き嫌いが多い子、少食であまり食べられない子など、一概にテキストだけで子どもの発育や性格、性質を判断できないことがあるものです。
座学の経験だけを頼りに現場へ出ると「テキストに書かれていたことと違う!」ということに出くわすこともあるでしょう。
子どもは発想力が豊かですから、良い面でも悪い面でも大人の想像を超える行動を見せることがあります。
テキストに書かれている事はあくまで幼い子どもの一般的な知識として捉え、現場をイメージしながら勉強できれば、生きた知識としてしっかりと身につくことでしょう。
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